飛騨の家具で有名な「シラカワ東京ショールーム」をご訪問しました。 | インテリアプラス

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飛騨の家具で有名な「シラカワ東京ショールーム」をご訪問しました。

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シラカワ東京ショールーム

「シラカワ/shirakawa」は、50年以上の長い歴史を持つ飛騨高山の家具メーカーです。国内有数の優れた木工技術を持つ家具産地である飛騨高山地方に創業しました。“100年使える丈夫さ”を備えながら、“100年たっても古さを感じさせない家具”を作り続けたいという願いから「100年モダン」というコンセプトを掲げて家具づくりを続けています。
今回は、東京五反田にある「シラカワ東京ショールーム」をご訪問し詳しいお話をお伺いいたしました。

Q:シラカワの成り立ちをお話ください。

A:奈良時代に寺院や仏像の建造に従事した大工達(匠丁/しょうちょう)が、飛騨高山地方に戻り、都での経験を飛騨の国づくりに活かし、飛騨工作とよばれる多くの建造物を残しました。彼らは「飛騨の匠」と呼ばれ名工として知られるようになりました。
その後、高山の豊富なブナなどの木材資源を活用し、曲木技法などの高度な木工技術を用いて高級家具を製造するようになりました。大正から昭和かけて多くの家具メーカーが創業しました。その中の一つが「シラカワ」です。
その後、アメリカへの家具の輸出も始まり現在に至っています。当時は飛騨高山地方の木材を使っていましたが、今は杉くらいしか採れないようです。現在の原材料はアメリカからの輸入がメインとなっています。製造については、現在でも全て高山の自社工場で行っています。

Q:飛騨の家具のメーカーはたくさんあると思いますが、その中で「シラカワ」の特色を教えてください。

A:そうですね。まず、商品的なデザインの違いがあります。
一つ一つ、独自性が高くて飽きのこないデザインをしています。飛騨の家具の他メーカー様には線の細いフォルムが多いのですが、シラカワでは厚みのある無垢材をしっかりと使った存在感のあるデザインが特徴となっています。飛騨の家具というとダイニング、チェアをイメージされるかもしれませんが、ソファ、ボード類まで無垢材を贅沢に使ったラインナップを展開しています。
人気のある樹種はウォールナットですね。アメリカ産です。昔は国産のナラ材/オーク材が主流だったのですが、ここ10年ほどはウォールナットが主流になっております。

シラカワの人気ラインナップのご紹介

「BIOS/ビオス」シリーズ

「BIOS/ビオス」シリーズ

こちらが「BIOS/ビオス」シリーズです。
LD/リビングダイニングセットになります。ソファでお食事ができるようにダイニングテーブルは少し低めの65cmに設定されています。もちろん、チェアだけのダイニングセットや、ソファ単独でもお使いいただけます。
素材はブラックウォールナットとレッドオークの無垢材が選べます。テーブル天板も30mmの厚みのある無垢材です。

「TWIN/ツイン」ダイニング

「TWIN/ツイン」ダイニング

新商品の「TWIN/ツイン」ダイニングです。
ダイニングテーブルのすっきりとした丸脚が特徴です。チェアも丸脚でボリューム感がありますが、見た目に反して軽量に作られています。軽量にできる理由は座面裏側に板を使わず布バネを採用しているからです。

シラカワの多彩なオーダーボードシステム

オーダーボードシステム

シラカワではオーダー対応のボードシステムがございます。細かいサイズオーダーや特注家具のご対応が可能です。こちらは「New Plain/ニュープレーン」というテレビボードにオーダーボードを組み合わせたものです。5cm刻みでオーダーできるオーダーボードシステムを確立しております。ボードタイプの他にもキャビネット、ブックシェルフ、チェスト、デスクなど多彩なラインナップを揃えており、シラカワならではのきめ細かいオーダーにご対応できます。

シラカワならではのやさしい気持ちになるホイールチェア

ホイールチェア

シラカワのダイニングチェアの脚をカットしてホイールを取り付けた「ホイールチェア」です。シラカワのどのチェアでもホイールチェアに変更することが可能です。車椅子の方がご家族と同じチェアに座って、一緒にダイニングでお食事ができます。既製品の車椅子と比べて格段に座りやすく快適なダイニングをお過ごしいただけます。
フットペダルは折りたたみ式になっています。椅子背もたれ側に介助者用のハンドルをつけることもできます。

変形ロケット型テーブルのダイニングセット

「Rembrandt/レンブラント」

こちらは「Rembrandt/レンブラント」のダイニングセットです。「変形ロケット型」という面白い天板の形のテーブルがセットになっています。この形が人気がありますね。直線の部分をカウンターに付けると場所を取らずに使えます。もちろん、これ以外にも様々な形のテーブルがオーダー可能です。オーソドックスな長方形タイプから、丸型、八角形、半円形、ひょうたん型などが選べます。

「飛騨の匠工房」の木の質感が楽しめるダイニングテーブル

「飛騨の匠工房」のダイニングテーブル

飛騨の匠工房」のダイニングテーブルです。3枚剝ぎの天板を使っています。シラカワのベテラン職人が一品一品丁寧に作り上げるオーダーメイドのシリーズブランドです。木の質感を最大限に活かすために、植物性オイル仕上げを採用しております。木の自然な風合いや質感を感じることができます。ダイニングテーブルの他に、チェア、座卓、デスク、ソファ、シェルフなどのラインナップがございます。

シラカワ東京ショールーム

ありがとうございました。

飛騨の家具「シラカワ」の東京ショールームを取材させていただきました。
当ショールームでは、飛騨高山の長い歴史と「飛騨の匠」の優れた木工技術に支えられたシラカワの家具を落ち着いた空間でじっくりとご覧になることができます。「100年モダン」というコンセプトを掲げ、ベテラン職人達が作り上げた素晴らしい家具達を、ぜひご覧いただきたいと思いました。
インテリアプラスではシラカワの販売会イベントをご紹介しております。お気軽にご参加くださいませ。

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