販売会レポートの第二弾を書かせていただくことが決まりました。今回は、マルイチセーリングでの販売会についてです。第一弾にも記載しましたが、ショールームでの販売会があまりイメージできない方も多いと思います。そんな方にはぜひ参考にしていただいて、少しでも販売会のイメージやメーカーの商品について知っていただけたら嬉しいです。
　さて、今回のマルイチセーリングについて簡単にご説明します。マルイチセーリングは1950年の創業から、時代ごとの生活に合わせた画期的な商品を提供してきました。当時革新的だった鉄フレームを組み込んだソファや、“床に暮らす”をコンセプトにした「スキップ」シリーズなど、誰もが思いつかない画期的なアイデアを武器に、様々な商品でお客様に愛されてきました。また、圧倒的な品質力で長く愛用していただけるのもマルイチセーリングの特徴となっています。

 マルイチセーリングの商品を他の家具店などでご覧になった方も多いかもしれません。しかし、カタログ品とは異なり店舗限定の廉価版仕様が多く、メーカーが品質に拘って製作しているカタログ品とは価格帯が異なります。
　自信を持った高品質のクッション材に加え、マテリアルには6段階と幅広く設定された厳選素材が用意され、お客様のお好みに応じたオーダーメイドシステムとなっています。ご来場されるお客様の多くは、マルイチセーリングを代表する数々の商品をご覧になられるのは初めてなので、ソファの種類や座り心地、張地の豊富さに良い意味で頭を悩まされています。
　これからご紹介するのは今回の販売会で、実際にご来場いただいたお客様の中からピックアップした一例です。マルイチセーリングに興味を持たれている方も、まだご存じなかった方にも参考にしていただけると幸いです。

ライフ/LIFE購入のお客様

　こちらのお客様は他店でマルイチセーリングの家具をご覧になってご来場されました。他店でご覧になったソファは背もたれが可動式になったもので、そちらを気に入ってショールームにご来場されたとのことでした。ショールームの商品にはLIFEとRETTAの二種類があります。どちらもローバックの背もたれを持ち上げることでハイバックへと可動するモーションソファとなっています。ハイバックにすると頭まで背もたれが支えてくれるので、頭まで体を預けてくつろぐことができます。ローバックの時は、付属するボルスタークッションと合わさってしっかりと背や腰が支えられ、背もたれに腕をかけるなど違ったくつろぎ方を楽しむことができます。また、座面には車のシート素材に採用されるほどの品質を持ったMDIというシート素材を愉しむ事が出来ます。
　お客様は両方をご覧になったところLIFEを気に入っていましたが、２つのソファの違いは何でしょうか？そこで、お客様の決め手となった違いをご紹介します。一つ目は、肘の大きさです。LIFE は肘部分が細くコンパクトに設計されているため、同じサイズに対して座面が広くなっています。二つ目は、ハイバックにしたときの可動域の違いです。RETTAはハイバック時の角度が90度になるので、元々のソファの奥行きと変わりません。LIFEはハイバック時に90度より10センチほど後ろまで倒れるので、頭を預けたときの感覚が異なります。こちらのお客様はLIFEのハイバックを気に入られましたが、どちらがお好みかぜひ試してみてください。
　お客様は一本物のソファをご希望でしたが、LIFEは1人掛のセパレートタイプ構造になっています。ですが、片肘のものや肘無のものを組み合わせることで3人掛くらいのソファとしてお使いいただけます。ジョイントパーツを使うことで、バラバラに動いたりズレることもありませんので、一本物をお探しのお客様にも気に入っていただきました。

リベラ/LIBERAご購入のお客様

　続いてのお客様はご家族で来場されました。10年ほど前にマルイチセーリングのソファを購入し、大変気に入っているとのことで新しく買い替えを検討しにいらっしゃいました。現在は床座のソファを使われているとのことで、低いソファをお探しでした。マルイチセーリングのソファは全体的に低く設計されたソファが多い中、ショールーム入り口の正面に展示されているLIBERAを一目見て大変関心を示していました。

　LIBERAは、シートのスリット部分の好きな位置に背もたれを差し込むことによって、自由で多彩な使い方ができるソファになっています。例えば、反対向きに座っても背もたれを動かしてくつろぐことができますし、背もたれをはずせば寝転ぶこともできます。一般的なソファのように背もたれの存在を気にせず設置できるもので、壁際に置くのはもちろんのこと、お部屋の中央に置いて家族が集まるコミュニケーションの場として、ソファの新たな価値を見せてくれるかもしれません。
　また、スリットに差し込めるティーテーブルがあったり、高さを合わせた専用のサイドテーブルもあります。ソファの大きさも96㎝角から幅220㎝まで20㎝きざみでサイズバリエーションが有る為、組み合わせによって様々なレイアウトでお使いいただけます。マルイチセーリングのホームページに様々なレイアウト例が載ってますので、ぜひご覧になってみてください。 　今回のお客様は、メーカーの方から製品の説明を聞きながら、実際に背もたれを動かしたり、お子さんと一緒に座ってみたりして、大変気に入ってくださいました。もともと床座のソファを使われている方は、背もたれを気にされない方が多く、自由に取り外せるLIBERAをご購入されることが多いとのことです。そしてお客様が気にされていたのが、布地のカバーのお手入れについてです。ソファはどうしても使っていく中で汚れてしまうことがありますが、安い買い物ではないので、布地のお手入れについて気にされるお客様は多いです。LIBERAはフルカバーリングになっていて、スリット部の座面も取り外してカバーをはずすことができます。多くの張地はご自宅で洗濯することができるので、汚れやお手入れを気にされる方にもピッタリとなっています。
　今回のお客様は最終的に大変気に入ってくださり、予備の替えカバーも合わせてご購入いただきました。お子さんも含めて、ご自宅に届くのを楽しみにしてくださり、筆者自身もLIBERAがこのご家族の中でどんな役割を果たしてくれるのかと、勝手に期待してしまいました。

グロッタ/GROTTA購入のお客様

　続いてのお客様は、とにかく大きなソファを求めてご来場されました。ショールームを一通り見て気に入られたのは、ひと際目立つ展示をしているGROTTAでした。

　GROTTAは、四角い箱をイメージしたつくりになっていてとてもシンプルなデザインになっています。座面が広くつくられているため、大人の男性でも深く腰掛けることができます。また、座面はとても柔らかく、ふんわりと包み込まれゆったりとくつろぐことができます。写真はショールームの展示のものになっていますが、ご覧の通り、様々なサイズのソファにサイドテーブルを組み合わせるなど、多様なレイアウトに対応しています。
　こちらのお客様は、他店で海外製の高級ソファをご覧になられてきました。国産家具メーカーはまだご覧になられてなかったとのことで座ってみたところ、海外製に比べ値段が安いものの、国産家具の品質の良さに大変驚いていました。張地についても、最初はランクによって値段が異なることから品質を気にされていましたが、一番高いランクの布地はもちろんのこと、一番低いランクの布地でも意匠性が高いことに驚いていました。
　残念ながら、まだソファを検討し始めたばかりとのことで他メーカーのソファを見てゆっくり決めていきたいとのことで、今回ご購入には至りませんでしたが、マルイチセーリングの品質の高さとお値段に大変好印象を持っていただけました。マルイチセーリングを知らない方には、国産家具メーカーの品質の良さ、そして多種多様な張地にもぜひ注目していただきたいです。

マルイチセーリング 売れ筋商品の紹介

　マルイチセーリングで人気の商品STILEを紹介します。スティーレ/STILEの大きな特徴の一つに、座る人の加重に合わせて背と座がリクライニングする機能があります。スツールをあわせて使うことで、足を投げ出してゆったりとくつろぐことができます。頭までくつろぎたい方には、背クッションに専用のヘッドレストを差し込んでお使いいただくことをオススメします。また、座面に使用されているウレタンは最も高密度なものを使用しているため、へたりにくく、長くお使いいただけるソファになっています。

　また、STILEはサイズバリエーションが豊富なため、カウチと組み合わせてL型でお使いいただいたり、単体で二人掛けとしてお使いいただくこともできます。リクライニング部の有無はありますが、様々なお客様のサイズ感やご希望のレイアウトにお応えできる商品となっています。ぜひ一度、リクライニングの心地よさと高品質な積層ウレタンの座り心地を試していただきたいです。

あとがき

　マルイチセーリングにご来場されるお客様は、様々な高級家具メーカーをご覧になったうえでマルイチセーリングをご覧にいらっしゃる方が多いです。国産や海外の高級家具メーカーが様々あるなかで、実際に見て座ってみてマルイチセーリングのソファのデザインや品質を大変気に入ってくださいます。マルイチセーリングの商品をまだ知らない方でも、ぜひ一度ショールームで体感してほしいです。マルイチセーリングならではのこだわりが詰まった他にはないソファが、きっとお客様の求めるライフスタイルにベストマッチしてくれるはずです。
　インテリアプラスでは、マルイチセーリングの特別な販売会を定期的に開催しております。ぜひこの機会にご来場くださいませ。