大阪八尾市の「やおもく」様をご訪問。地域に根ざした手厚いサービスが魅力の家具屋さんでした。 | インテリアプラス

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大阪八尾市の「やおもく」様をご訪問。地域に根ざした手厚いサービスが魅力の家具屋さんでした。

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やおもく

「やおもく」は、大阪八尾市にある総合家具販売店です。本館をはじめとして、ベッド館、プレミアムベッド館、そして学習デスク館と4つの専門店舗を展開しています。家具の各アイテム専門に特化したスタッフが、豊富な知識・経験を元に手厚い接客と充実したアフターケアを行うことで知られており、大阪・八尾地域はもちろん、近畿全域から多数のご来客があるそうです。
今回、そんな「やおもく」さんにお邪魔いたしまして、ショップマスターの吉村様にお話をお伺いいたしました。

やおもく

Q:「やおもく」の成り立ちなどを教えてください。創業時はどのような経緯でどこで始められたのでしょうか。

A:今年で創業69年目になりまして、来年で70周年になるのですが、もともと戦後の1946年にここ大阪八尾市に木工所として創業いたしました。「八尾木材工芸(株)」という名が正式な社名となります。当時は婚礼家具や和家具などの製作をしていました。その名残りといいますか、当時の製造機械が売場の一角に展示してあります。時代を感じる映画のセットのようだとお客様にも楽しんでいただいております。

やおもく木工所跡

Q:最初は、家具屋さんではなくて製造メーカーだったわけですね。

A:そうですね。製造小売りという位置付けで、作ってそのまま店頭に並べて販売もしていたそうです。その後、地域での需要がどんどん増していき、今は完全に小売り業に転換しております。

Q:現在は本館を中心に4店舗で展開されておられますが、店舗としてはどのような形で始められたのでしょうか。

A:現在の本館の場所に木工所がありまして、1987年にその跡地に「やおもく面白倉庫」をオープンしたのが1号店といいますか元の店舗となります。そこに階ごとに婚礼家具や食卓などを展示して販売しておりました。その後、商店街(ファミリーロード)の中にある現「プレミアムベッド館」の場所に「やおもく府中婚礼館」をオープン。需要の増加とともに、店舗数も増えて現在の形になっていったと聞いております。

やおもく各店舗

Q:大阪という場所ならではの地域性やお客様の特徴はありますか。

A:大阪はもともと商売の街というのもあるかもしれませんが、値段と商品の「釣り合い」を重視するお客様が多い印象があります。「この内容にしては値段が高い」といったお話をされることがあり、不釣り合いな商品には厳しいご評価をいただくことが少なからずあります。
私共「やおもく」は、大阪八尾市という地域に根付いた商売をさせていただいておりますが、品揃えに関しては、ここまでの規模・内容のお店が地域に少ないものですから、市内はもちろん大阪近郊からお客様がご来店されています。単に安い物を揃えれば良いというものではなく、品質と価格が適正なバランスを保った良質な商品をご提供していることが評価を受けているのではと考えております。

Q:KIKUSAというオリジナルブランドが気になったのですが。

A:KIKUSAは、ショップinショップのような位置づけで、「やおもく」が素材を活かしたシンプルで上質なインテリアというコンセプトのもと、国産家具を中心に暮らしを提案するセレクトブランドになります。選ぶだけでなく「やおもくオリジナル」も追加しています。「このメーカーさんのこのモデルをこの樹種で」と指定して統一感を出して、KIKUSAシリーズとして加えています。

KIKUSA

KIKUSA

基本的には、ブラックチェリーとウォールナットで樹種を統一しております。小物も全て天然素材を使ったもので、少しお値段は張りますが良いものをセレクトしています。メーカーとしては「マスターウォール/Master Wal」と「イバタインテリア」をメインに選んでいます。

Q:インテリアプラスでは関東でも多数のイベントを掲載させて頂いておりますが、やはり最近のお客様の特徴として、複数のイベントや店舗を回られてからご購入される場合が増えている印象があります。近畿地方にもいくつか有名な家具チェーン様が存在しており、比較されることもあるかとは思います。「やおもく」様ならではの他店様にはない特徴というと、どのようなものがありますか?

A:そうですね。「これを他店様で見たけれど…」というお客様は度々いらっしゃいますね。実際、他の家具屋様と比較されることは多くなっていると思います。
他店様と「やおもく」の差別化という意味では、ベッドに力を入れているのが特徴といえます。ベッド館、プレミアムベッド館、本館と合わせて、総数500台前後の展示台数がございます。そして、もう一つは学習デスク館をはじめとする専門館の存在が大きな特徴になっていると思います。それぞれの専門館には商品の専門スタッフが常駐しています。

やおもくベッド売場

Q:たとえば、ベッド館にはベッド専門のスタッフやアドバイザーがいるわけですね。

A:ご来店いただいて、何もわからない状態からでもあらゆるご質問・ご相談に丁寧にご対応できる体制が整っています。お客様のご希望やご予算などから最適な商品をご提案させていただくことも可能です。

やおもく学習デスク館

Q:インテリアプラスではイベントをご紹介させていただいておりますが、アフターケアが大変充実している印象を受けました。

A:地域密着型の店舗になりますので、従来からの地域のお客様を大切にしていくことは最も重要なポイントです。他店様で購入された家具が壊れた場合でも、出張サービスで修理できるものであればご対応することもございます。
お客様の中には、昔、婚礼家具を「やおもく」でお買い求めいただき、今度は娘様のために家具を購入されるといったような、何世代にもわたりご贔屓にしていただいている場合もございます。

最近は遠方からご来店いただくお客様が増えておりまして、八尾市、東大阪はもちろんですが、大阪府下全域、奈良、和歌山、兵庫、京都、滋賀2府4県からのご来店が増えています。中には他県から飛行機で来られたお客様もいらっしゃいました。せっかく遠方から来られてお買い求めいただくわけですから、手入れをして永く使える良い商品をおすすめできればと考えております。

やおもくの多才な商品群

Q:最後に「やおもく」様として、今後の展開・展望などをお話いただけますでしょうか。

A:最近は、家具だけでなく小物アイテムや洋服などのようなホームファッション系の商品を取り入れる流れがありますが、「やおもく」としては、引き続き「大型家具」に力を入れていきたいと考えています。家具店としての本業に磨きをかけ、ご来店されるお客様に対してトータルで暮らしに関わる家具や空間提案をしていきたいと考えております。

本日は、ありがとうございました。

今回は、大阪八尾市の「やおもく」様におじゃまして、貴重なお話をお伺いできました。地域ならではの手厚いサービス、商品に対する思い入れの深さなどが印象に残りました。
インテリアプラスでも「やおもく」様の家具イベントを定期的にご紹介しております。是非、この機会にお気軽に申し込みください。

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