素晴らしい家具は世の中にたくさんありますが、やはり丸太の原木からそのまま一枚の板を削りだす「一枚板テーブル」の存在感に勝る家具は他にはありません。
世界でただ一つしかない木目・色・形をそのまま家具にしているので、プレミアム感が凄いです。しかも大きな丸太になるまで数百年、切り出してからまた何年も掛けて「一枚板」に仕上げてます。継ぎ目のない木目ひとつひとつに永い年月とロマンが込められているのです。
いつかは欲しくなる憧れの「一枚板テーブル」ですが、決して手軽に買える金額の家具ではありません。どうせ買うなら一生使う位の気持ちでじっくりと選びたいですよね。今回はどんな一枚板テーブルが売れているのか。一枚板の人気ランキングとお求めやすさランキングを作ってみました。一枚板テーブルを購入される際に、少しでもお役に立てれば幸いです。

一枚板にはたくさんの木の種類（樹種）があります。どの木が人気があるか知っていますか？

一枚板には、たくさんの木の種類（樹種）があります。今まで聞いたことが無いような木の名前が並んでいて、正直なところどれにしたら良いのかわかりにくと思った事はありませんか？他の人はどんな「一枚板」を選んでいるのだろう？どんな「一枚板」が人気なんでしょうか？インテリアプラス取材スタッフがまとめました。

やはりというか、一枚板の人気材一位は「ウォールナット」でした。一枚板だけでなく高級な無垢材家具でも人気が高いウォールナット材。「世界三大銘木」というのがあります。ウォールナット、チーク、マホガニーのことなんですが、代表的な銘木のひとつなんですね。重厚で落ち着いた褐色の色合いが魅力の樹種です。
そして、二位はアフリカ材の「ブビンガ」。赤褐色の存在感ある風合いが大変人気のある樹種です。ただ赤いだけでなく赤い中に濃い木目が幾重にも重ねっていて複雑な紋様を出しているなかなか奥深い材質です。
三位は「トチ/栃」。全体的に白っぽい色合いと美しい木目が特徴です。美しいトラ杢やリップルマークと呼ばれるさざ波模様が現れると、まるで輝いているように見えてきます。本当に美しい材です。

一枚板ってどれがお求めやすいのかご存知ですか？コストパフォーマンスも調べました。

一枚板は丸太から削りだして何年も掛けてじっくりと仕上げています。大変な手間がかかっているのです。正直なところ金額もそれなりにします。詳しく調べて樹種まで決めておられる方はともかく、こだわりはないけど素敵な一枚板が欲しいと思っておられる方には、お求めやすい（コストパフォーマンスの良い）樹種を事前に知っていると良い事があるかもしれません。

お求めやすさ一位はモンキーポッドでした。「この木なんの木」のCMで有名な大きな木ってモンキーポッドなんです。ご存知でした？ウォールナットの様な褐色の心材部分とクリーム色の外周部のコントラストが魅力の木材です。価格もウォールナットよりお求めやすくなっています。サラダボウル等の食器類にも良く使われていて、高い耐水性・耐久性をもっています。
二位のアフリカンチェリーは名前の通り、アフリカ中南米に分布している広葉樹で「マコレ」とも呼ばれています。赤褐色の色合いが特徴で、マホガニーの代用材として使われることもあります。
三位は「クス/クスノキ」。木目が一様でないことが多く、一つ一つの個体差が激しいのが「クス」。時には美しい杢が出ることもあります。比較的お求めやすい価格も魅力です。

※今回のデータは一枚板テーブルのランキングを調べたものですが、一枚板は全て一点物なので個体差が激しく、必ずしもこのランキング通りにならないことがあることをご了承下さい。