「冨士ファニチア」は美しい曲線を作ることができる成型合板の高い技術を持つ国産家具メーカーです。それ以外にも存在感のある革張りソファや、印象的な柄のファブリックソファ、そして、無垢材の良さを活かしたダイニングセットなど、素晴らしい製品を送り出しています。
「冨士ファニチア東京ショールーム」にて「NEW MODEL COLLECTION」が開催されましたので取材させていただきました。井上所長様にお話を伺いました。
冨士ファニチアの新作ソファ達
Q:新作家具をメインにご紹介ください。
A:ダイニングで人気の高い「Koti/コティ」シリーズにソファとセンターテーブルが加わりました。無垢材の美しさを引き出すコンセプトは同じですが、木製フレームの造作にもこだわり、脚元が浮いているかのような凝ったデザインを採用しています。センターテーブルも天板と脚の間に空間を作っています。ウォールナット材、ブラックチェリー材、オーク材からお選びいただけます。
(※「Koti/コティ」シリーズにはこの他、スツールと板座チェアも追加されています。)
こちらの「PERCHE/ペルシェ」シリーズのソファもバリエーションが増えております。コンパクトな1Pソファからワイド3Pソファまで豊富なアイテムが揃いました。
今までは国産レザーでしたが、新しくイタリアンレザーを選ぶことができるようになりました。高品質なオイルレザーの他に、柔らかくなめらかな手触りのフルアニリン仕上げの最高グレードのレザーや、ヌバックレザーもラインナップしております。
存在感のあるオイルレザーで使い込んでいくと風合いが出てきます。折り目と付けると白く線が入ります。オイルレザーのオイルを絞って抜けていくような現象なんですね。表面をオイルを刷り込むように擦ると白い線が消えます。高品質なオイルレザーの特徴でもあります。
ボタン留めのファブリッククッションが印象的なソファ「Nico/ニコ」ですが、こちらもアイテムが追加されております。シェーズロングと肩肘ソファが加わりました。組み合わせると本格的なカウチソファになります。ファブリックも新しくなりまして、オーダースーツなどに使われる英国の有名生地メーカー「MOON社」のウール生地を採用しております。ウールは夏は冷んやりとしていて、冬は暖かい大変優れた素材でもあります。
冨士ファニチアの新作ダイニング
Q:ダイニングテーブルも注目の新作が登場しているようですね。
A:こちらの新作ダイニングテーブルは天板のサイズやエッジ部分の形状、脚の形状など、ほとんどの部分をオーダーして組み合わせることができる「フルチョイステーブル」です。
一般的な4本脚タイプからアイアン製タイプなど多彩なバリエーションが選べます。
同シリーズの新しい天板で、ウォールナットの25mm幅の通しの無垢材を繋いだタイプのものもあります。木目の表情が多彩で豊かな風合いが出ます。
こちらは「NAGI/ナギ」シリーズの新しいダイニングチェアで、背もたれに本革ベルトを編んだものを使っています。背中の当たりが柔らかくなっています。また、肘掛をギリギリまで後ろにオフセットすることで座りやすさと肘掛の使いやすさの理想的なバランスを両立させています。
新作書斎家具も登場!
A:冨士ファニチアとしては久しぶりの書斎家具の新作「DEN/デン」シリーズです。
デスクはどっしりとした重厚感を感じさせるデザインで、天板にはウォールナットやオーク無垢材を贅沢に使っています。両袖の裏側にはルーターや電源タップ類をきれいに収納できる隠しボックスがついています。机周りをスッキリと整理することが出来ます。
アームチェアは成型合板で美しい曲線を描いた本体とクッションの配置が特徴です。遊び心を感じさせるデザインでありながら、しっかりとした実用性もあり、アームで昇降、リクライニング、背を倒した状態で固定が出来ます。
1990年代の大ヒットモデルの復刻版ダイニングチェア
A:1990年代の大ヒットしたダイニングチェアの復刻版モデル「D04490 A」です。座面の張り替えなどの修理のご依頼が大変多いチェアで、同等品は作っていませんでしたが、新たにリニューアルして復刻させることになりました。基本的にデザインは同じですが、使われている材質が現在当社がよく使うウォールナット等に変更されています。
ありがとうございました。
駆け足でしたが、冨士ファニチアの新作モデルをご紹介いただきました。国内有数の高いクオリティを持つ冨士ファニチアの魅力的な新作家具達、いかがでしたでしょうか。インテリアプラスでは冨士ファニチアの家具をご覧になれるイベント、販売会をご紹介しております。お気軽にご参加くださいませ。
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