神奈川県伊勢原市にある宮田家具店（伊勢原）をご訪問いたしました。
宮田家具店は、無垢（ムク）の家具を中心に扱う歴史ある家具店さんで、地域では高級家具店として有名です。外観からはわかりにくかもしれませんが、3フロアのゆったりとした展示スペースを持っていて、飛騨の無垢材家具や一枚板のテーブル、ソファやベッドなど多彩なラインナップをじっくりご覧になれます。是非一度、ご来店いただきたいお店です。社長の立川様にお話を伺いました。

Q:宮田家具の成り立ちを教えてください。

A:昔は同じ宮田家具グループの他店舗で勤めていましたが、独立してここ伊勢原にお店を出して40年以上になります。
近年、近隣に安い家具チェーンの大型店舗が出店するようになり、商品の品質がそれなりであっても、宮田家具の椅子1脚で、安売りチェーンでは食堂セットが1セット揃ってしまうわけです。今後、宮田家具としてはどうやっていこうと・・悩んだ時期もありました。そこで出てきたのが「飛騨の家具に特化する」ということでした。飛騨だけでなくベッドも一流メーカーに絞ろうと考えました。そうなるとやはり「日本ベッド」になりましたね。

Q:やはり「日本ベッド」ですか。

A:個人的にも大好きですね「日本ベッド」(笑)。売ってて安心なんですね。品質が良いのでお客様からクレームが付かない。日本を代表するベッドメーカーだと思います。
バブルが弾けた頃の話なんですが、各メーカーが安売りしないと物が売れなくなってきた時に「日本ベッドさんももう少し安いの作らないと難しいんじゃない？」って聞いたことがありました。そうしたら日本ベッドの当時の担当者が「日本ベッドは安い物は作りません。日本ベッドとして自信を持って提供していける商品しかお出ししません。」って言われたんです。家具作りの姿勢・こだわり、さすがだなと思いましたね。
日本ベッドさんとの長いお付き合いの中で、日本ベッドの展示台数としては地域1番店を誇ります。また、特別価格の限定品もご用意しておりますので、日本ベッドを手に入れるチャンスだと思います。是非一度、ご来店いただき商品をご覧になっていただきたいですね。

Q:飛騨の家具へのこだわりも日本ベッドに通じるものがありそうですね。

A:飛騨の家具というのはどこにでも置いてあるわけではないんですね。価格帯もデパートに置くようなクラスで、当時の一般的に高級と言われる家具メーカーさんよりも高かったんです。
それをどうやって扱うのか悩んだ時期もありました。実際に飛騨に出向いて、たくさんの飛騨の家具メーカーの社長さんに会いました。物が売れない時代に、どうやってやっていけば良いのかお話をした時に、飛騨メーカーの社長さんは「うちの工場が回ればいい」と、「工場と営業の人間が食っていければそれでいい」と言って頂けたんです。
大型家具チェーンのオリジナルを作って在庫を抱えて苦労するのではなく、小売店でもしっかり売ってくれるところが大切と言ってくださったんです。私共のような小売店にとってはうれしくなりましたね。

Q:現在の宮田家具の主力ラインナップは、やはり「無垢の家具」ということですね。

A:宮田家具店（伊勢原）の店舗では、大手の家具メーカーのどこにでも置いてある商品だけでなく、飛騨の家具をはじめとする国内メーカーの無垢（ムク）の家具を中心に、こだわりを持って家具を集めています。
今では、飛騨の家具メーカーとのコラボ企画を行ったり、一枚板や無垢材を使った家具の特別企画を定期的に行っています。飛騨の家具を中心に国内の有名ブランドの無垢の家具を取り揃えています。
こだわりを持って無垢の家具をお探しのお客様には是非一度、ご来店いただければと思います。伊勢原市内はもちろんですが、神奈川県内、他県のお客様もお待ちしております。

本日は、ありがとうございました。

神奈川県伊勢原市にある宮田家具の立川社長様にお話を伺いました。3フロアに広がる無垢家具の落ち着いた雰囲気、日本ベッドの充実したランナップと限定品のお得感に驚きました。社長様、スタッフの皆様には丁寧なご対応をいただき本当にありがとうございました。