ASLEEP/アスリープのファインレボが実現する「眠りの質」とは？-2013年新製品展示会レポート

本日はASLEEP/アスリープ、ベッドギャラリーASLEEP横浜の2013年新製品展示会にお邪魔しています。アイシン精機はトヨタグループの一員として自動車部品製造で培われた高い技術力が強みで、ASLEEPのマットレス、ベッドにも高い技術力の独自テクノロジーが投入されています。ASLEEPのコア技術「ファインレボ」や新商品ラインナップについてお話を伺いました。

Q:アスリープベッドのファインレボ/FINE REVOについてご説明ください。

A:マットレスのクッション材としては、通常はスプリングコイルが一般的ですが、当社では「ファインレボ」という樹脂とオイルの複合体を使ったマットレスをコア商品として展開をしています。
スプリングコイルとの一番の違いは、ファインレボの動きに特長があります。通常のスプリングコイルは上下の動きしかしませんが、ファインレボの場合は上下はもちろんですが、横や斜めにも自由自在に動くことができます。その場合、どういう利点があるかというと、人は睡眠中にじっとして止まっていることはありません。一晩で何回も寝返りを打ちますが、ファインレボの3次元のフレキシブルな動きで寝返りをしっかりとサポートすることができます。寝返りを楽にすることができるようになり、眠っている間の体力の消耗を少なくすることができます。

このファインレボの機能を中心にいくつかラインナップをご用意しています。ファインレボを使用したマットレスにはいくつかのラインナップがあり、ソフトタイプ・ハードタイプと言った寝心地の違いを持たせたマットレスや、硬さをご購入後でも変えることが出来るタイプもあります。

Q:ファインレボは体圧の分散性に優れているということですが…

A:寝返り性の良さについては先ほどお話した通り、ファインレボの優れた弾力性により3次元的にしっかりとサポートでき、沈み込みすぎがありません。理想の寝姿勢で睡眠することができます。「千鳥配列」という方法でファインレボの弾性体を並べており、若干のすき間を開けています。そこに荷重が掛かった時にファインレボがそれぞれが広がり、千鳥配列のすき間を埋めるように面で支える形になります。そのことによって体圧分散がスムーズに行われるわけです。

Q:アスリープのマットレスには新しい機能を持つものが多い印象があります。洗濯できるマットレスもそうですね。

A:表層の部分がファスナーで取り外しすることが出来ます。メンテナンスという意味でこの部分を開けて内部の通気性を良くする為に換気をしたり、取り外してご家庭の洗濯機で水洗いもできるタイプもあります。この水洗いができるマットレスは2009年に投入し5年が経ちますが、お客様にも高いご評価を頂いております。
また、昨年、投入させて頂きましたのが、アレル物質に対応した抗アレル物質を加工のアレルカットタイプのマットレスや抗菌消臭機能を持たせた竹炭タイプのマットレスを発表いたしました。
昨年の発表後、投入が年末年始にかけて販売したのですが、時期的に花粉症が始まるちょっと前だったのですが、花粉症を意識されているお客様に予想外にご来場いただきました。アレルカットタイプのマットレスはアスリープ以外にあまり市場に無いということもあり、予想以上の反響を頂いております。
もう少し「ふんわり感」強調させた柔らかいタイプのファインレボ仕様の新しいマットレスも発表いたしました。

Q:ふんわり感重視の注目のアスリープの新作マットレス「SFF-NSX モワルー/Moelleux」ですね。

アスリープのファインレボに加えて、オーバーカバーに高密度で柔らかいソフトタッチフォームを採用して、触ったり、横になった時の上質なソフト感、ふんわり感を大切にしたマットレスとなっています。ニット生地とジャンプキルトを採用したことでふんわり感がアップしています。寝心地はふんわりソフトですが、内部でファインレボが寝返り等をしっかりサポートすることで、「ソフトな寝心地と寝返りのしやすさ」が両立したマットレスとなっています。
お客様の体格、体重でマットレスの沈み込み具合というのは違ってきます。「SFF-NSX モワルー/Moelleux」では「包まれる様なやわらかさ」を重視したソフトタイプと「しっかりとした柔らかさ」を重視したハードタイプをご用意しております。