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都内最大級のベッドメーカーショールーム。フランスベッド六本木ショールームをご訪問しました。

フランスベッド六本木ショールーム

フランスベッド六本木ショールーム

国内ベッドメーカーの最大手が「フランスベッド」です。そのフランスベッドのショールームが東京六本木にあります。六本木駅からも近く、徒歩3分の距離にあります。
六本木といえば日本のあらゆるトレンドの最先端。六本木ヒルズや東京ミッドタウンを中心に、話題のレストランやカフェ、注目のナイトスポット、クラブ等が集まる国内有数のロケーションを誇るエリアです。
今回はその六本木エリアの中心部に位置する「フランスベッド六本木ショールーム」をご訪問しました。インテリアコーディネーターの浅野様にお話をお伺いいたしました。

六本木にふさわしいフランスベッドの高品質なベッドを豊富に展示しています。

Q:今回、フランスベッド六本木ショールームを初めてお伺いしたのですが、3フロアもあって規模が大きいですね。

A:ベッドメーカーの中で首都圏でこれだけの規模のショールームを持っているのはフランスベッドだけだと思います。ベッドの展示台数も多くフランスベッドのほとんどのラインナップをじっくりとご覧頂けるようになっております。erpo/エルポのような高級インポートソファにも力を入れており専用の展示スペースもございます。

ベッドの他にも、erpo/エルポやKEBE/ケベといったインポート系高級リビングや、ソファベッド群が展示されています。

 

フランスベッドのライフトリートメントマットレスは日本人の為に開発されました。

2Fは全てベッドフロアーになっています。マットレスを体感出来るブースや広い展示スペースが魅力です。

Q:ショールーム2Fのベッドフロアに来ています。フランスベッドの主力商品でもあるライフトリートメントマットレスについてお伺いします。

A:フランスベッドのマットレスの主力シリーズとして、ライフトリートメントマットレスがあります。
こちらのライフトリートメントシリーズの特徴としては、硬さや詰め物をお好みに合わせて選べるようになっていることがあります。通常はミディアムですが、もう少し硬めがよい場合はハードを選んでいただく…といった具合です。

Q:フランスベッドの主力マットレスのコイルはポケットコイルではなくて、ボンネル(連続)コイル?ですよね。

A:一般的なボンネルコイルとは違います。フランスベッドでは【高密度連続スプリング】という独自開発のスプリングコイルを採用しています。
こちらの内部モデルをご覧下さい。一般的なボンネルコイルは左側のようにスプリングが単純に繋がっている形状ですが、フランスベッドの高密度連続スプリングは複雑な線形を編み込んでいますので、ボンネルコイルと比べてバランスの良い寝心地が得られます。また、不織布で連結しているポケットコイルはどうしても通気性で劣る場合がありますが、高密度連続スプリングでは内部は一体化されていますので通気性が優れています。高温多湿の日本に合うマットレスだと思います。

高密度連続スプリングと通常のボンネルコイル、ポケットコイルの違い

また、ポケットコイルはコイル一つ一つが独立しているので点で支える形になるのですが、体重がかかる腰のあたりもコイルが1点で支える構造上どうしてもヘタリやすくなる傾向があります。その点、高密度連続スプリングは面で支えていますので耐久性も高くなっています。

あと、他社に無い大きな特徴のひとつとして「エッジサポート」があります。
マットレスの外周に硬めのウレタン(ハードフォーム)が入っていまして、端の沈み込みや型くずれを防ぐようになっています。座っていただくと分かると思いますが、エッジサポートが入っているタイプとそうでないノーマルタイプで安定感の違いが体感できると思います。寝返りを打って端に身体が移動してもマットレスの落ち込みが少なく、マットレス全体の安定感が増しています。

エッジサポート入りタイプと無しのノーマルタイプを比較。しっかり度が全然違います。

Q:フランスベッドの「THE FRNACEBED」のマットレスも高密度連続スプリングですね。

A:THE FRNACEBEDはフランスベッドの最高級ブランドになります。マットレスには高密度連続スプリングが使われていますが、より高密度で小さなスプリングを3段構造にしています。詰め物もキャメル綿やラテックスフォーム等の高品質な物を採用しています。ベッドフレームもボトムタイプ(ダブルクッション)となっています。

フランスベッドのグラッグシップ「THE FRNACEBED」。存在感が違います。

Q:新素材の樹脂素材と高密度連続スプリングを使用したリハテックマットレスにつて教えて下さい。

A:フランスベッドが東洋紡と新しく開発した「ブレスエアーエクストラ」という中空タイプの樹脂素材と高密度連続スプリングを組み合わせたマットレスが、ボディコンディショニングマットレス「リハテック」です。以前の物は熱に弱いところがあり、電気毛布や湯たんぽが使えないという欠点がありました。新開発の東洋紡のブレスエアーエクストラは熱に強く、耐久性もありヘタリにくくなっています。

フランスベッドが東洋紡とコラボした新開発のマットレス。

二層になっていて高密度連続スプリングの層の上にブレスエアーエクストラ層が乗っている構造になっています。特徴のひとつとして、ブレスエアーエクストラのような高反発素材は跳ね返す特徴があり、寝返りが打ちやすくなります。一般的なウレタン層と比べて通気性も向上しています。寝心地としては、しっかりとした硬めタイプとなります。

Q:1Fにもありましたが、スランバーランドのベッド。どのようなブランドですか?

A:英国王室御用達で有名な英国ベッドメーカーのスランバーランド/Slumberlandです。フランスベッドがライセンスを取り日本向けに国内で生産しています。その為、海外のスランバーランドとはサイズ・仕様が多少異なります。

英国ブランドのスランバーランド。ヨーロッパのやわらかい寝心地がお好きな方に。

マットレスにはフランスベッドの高密度連続スプリングが採用されています。スランバーランドはバリエーションが多数ありますので一概には言えないのですが、代表的なモデルとしては高密度連続スプリングを2段に使ったダブルデッキ仕様があります。全体的な傾向としては、ライフトリートメントシリーズと比べますと柔らかめの寝心地となっています。通常より柔らかめをご希望のお客様にはスランバーランドをご案内しています。

 

カジュアルから高級バージョンまで揃うフランスベッドの電動リクライニングベッド

Q:フランスベッドというと、電動リクライニングベッドにも力を入れている印象があります。

A:フランスベッドの電動リクライニングベッドで一番カジュアルなシリーズが「プレオックス」です。ハイグレードなシリーズとして「グランマックス」があります。電動ベッドに使われるマットレスは曲がるように配慮された電動ベッド用が必要です。フランスベッドでは高密度連続スプリングを使用した電動ベッド用マットレスをご用意しています。

左がプレオックスで右がグランマックス。

電動リクライニングベッドには1モーター、2モーター、3モーター仕様があります。
基本的には、1モーターが「上下のみ」の動作で、頭側部分と脚側が同時に上がったり下がったりするシンプルな動作のみとなります。
2モーターになりますと頭側と脚側が別々に動かすことが出来るようになります。そして3モーターになりますとベッド全体の上下動も可能になります。一番ポピュラーなタイプはやはり1モータータイプですね。

Q:マットレス自体が電動リクライニングする商品がありましたよね。

A:はい、普通の電動ベッドはベッドフレーム側が動いてリクライニングするのですが、このルーパームーブ RP-1000はマットレス自体が電動リクライニングします。通常のベッドフレームや、床や畳の上に置かれても使う事ができます。ただ、固定はできないので多少ユラユラしてしまうことがあるかもしれません。そのかわりに今使われているベッドフレームでお気軽に電動リクライニングベッドを楽しむことができます。

マットレス自体がリクライニングするRP-1000

駆け足でしたが、フランスベッドのマットレスを勉強させていただきました。ありがとうございました。実は他にも魅力的なマットレスのシリーズが存在するのですが、次の機会にご紹介できればと思います。
この後、B1Fに場所を移して、ソファーベッドのコーナーにやって来ました。

一流ベッドメーカーが本気で開発したフランスベッドのソファーベッドの実力。

Q:国内ベッドメーカーの中でフランスベッドはソファーベッドのラインナップが豊富ですよね。

A:そうですね。フランスベッドのソファーベッドは種類が豊富です。価格帯もソファーベッドとしては10万前後のミドルグレード以上のモデルが中心となっています。他社のベッドメーカーさんではこれほどのラインアップはあまり無いですね。
いくつかシリーズがあるのですが、基本的には背もたれが倒れてベッドになるタイプと、ベッド部分を引出して使うタイプがあります。

収納スペース付のベーシックなAG-アルマ

こちらは背もたれが倒れる一般的なタイプ「AG-アルマ」ですね。背もたれを一旦引き上げてから倒しまとベッドになります。座面下内部が収納スペースになっています。
同じタイプでフランスベッドのマットレスと同じ高密度連続スプリングを使っているのが、こちらの「スイミーM2」です。使い方は倒して使うベーシックなソファーベッドです。

フランスベッドのマットレスと同じ構造のスイミー。

次は引出すタイプの「エスペランス/ESPERANCE」です。ソファ状態の時に前面ボトム部分を引出して簡単にベッドすることが出来ます。スライドレール構造で軽い力で引出せるのが特徴です。三段階で伸張するので、ソファからカウチ、ベッドと3つの使い方が出来ます。

省スペースで3段階に引出すタイプのエスペランス。

ソファーベッドの場合、お部屋のスペースの関係で検討されるお客様が多いので、狭いスペースでも置けて前に引出すタイプのエスペランスを選ばれるお客様は多いですね。同じように前に引出すタイプで「ワーモ/WORMO」があります。エスペランスと比べますと簡易な引出し方になっているモデルです。

手前に引出すタイプのシンプルなワーモ。

ベッド部分を簡単に引出すだけのタイプもあります。「レジーファ」というモデルですが、こちらは背もたれが動くのではなくベッド部分を手前に少し引出すだけのシンプルなタイプです。

ベッド部分を横に引出すだけのレジーファ。

 

今回はフランスベッド六本木ショールームにお伺いして展示ブースの様子と、ほんの一部ですがフランスベッドの主力ベッド・マットレスとソファーベッドのラインナップをご紹介しました。フランスベッド六本木ショールームの展示スペースが予想以上に大きく、ご紹介しきれなかった商品が多数あります。今後また機会があればご紹介したいと考えております。
ご対応していただいた浅野様、本当にありがとうございました。

インテリアプラスでも六本木ショールームのイベントをご紹介しています。是非一度ご来場してみて下さい。

フランスベッド六本木ショールームのイベント

予定されているイベントはありません。
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