冨士ファニチア | インテリアプラス

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冨士ファニチア

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昭和34年、自然豊かな徳島県の街で設立された「冨士ファニチア」

冨士ファニチアは、1959年に発売されたノックダウン式のハードチェアが高い評価を受けました。分解されてあるものを現地で組み立てる方式の家具は、移動や施行が簡単で、これまでの国産椅子に対するイメージを一新しました。
1962年には、ノックダウン式ハードチェア「エース」が通産大臣賞を受賞しています。
1964年、国内初となる、ビニールレザーを家庭用応接セットに採用した製品を発表しました。肘天にローズ杢を練りつけた固有技術を開発し、ロングヒットとなる商品になりました。
1969年、米国高級応接セットメーカー「クローラー社」と技術提携を行ない、上張り材として当時としては画期的な合成皮革を採用しました。
その後も1971年には、これも国内初の総革応接セット「ポールスター」を発売するなど、現在に至るまで常に家具業界をリードし続けてきました。
成型冶具、プレス機、高周波技術、接着剤など技術の向上をはかり、現在の、日本を代表する家具メーカーのひとつとしての位置を確立しました。

冨士ファニチアの高い品質と地球環境への配慮

近年では、国際基準となる品質と地球環境への配慮にもこだわりを見せています。ホルムアルデヒドの放散量F☆☆☆☆の大臣認定取得や、ISO認証の取得など。ISOは、国際標準化機構が定める世界に共通した規範です。その中でも、冨士ファニチアは本社、本社工場、各営業所で品質マネジメントシステムに関する規格ISO9001:2001(顧客に品質の良い製品を提供するためのシステム管理が優れていること、顧客満足を目的とする規格)を、本社、本社工場で、環境マネジメントシステムに関する規格ISO14001:2004(企業の活動によって生じる環境への影響を持続的に改善するためのシステムを構築、継続的に改善していくことが要求されています。)について認証されています。安心して使える製品との呼び声も高く、高品質の製品を変わらず消費者に提供する姿勢、環境問題への積極的な取り組みの姿勢に、冨士ファニチアの企業指針があらわれています。

受注生産にこだわる冨士ファニチア

冨士ファニチアは製造現場の改善に着手し、生産工程の見直しに力を入れてきました。厳しい経営状態に陥る家具ブランドも多い中、冨士ファニチアの工場を全国から視察に来るところも多いようです。冨士ファニチアが行なったのは、完全受注生産への移行と、生産工程の短縮です。従来完成まで11日かかっていた家具の生産を1.5日にまで短縮しました。これにより、在庫コストの圧縮や従業員の多能工化、部門間の連帯強化などを実現することができました。現場改善の研修会場にも冨士ファニチアの工場が指定されるなど、もの造りの革新的な現場として、家具業界から注目されています。

高い成形合板技術の冨士ファニチア

成形合板の制作において、特に優れた技術を持つ冨士ファニチア。無垢材では表現できない曲線的なデザインを可能にしました。熟練した職人の手によって生み出される美しいフォルムを持つ作品は、冨士ファニチアの最大に特徴とも言えるでしょう。
また、製品のバリエーションの豊富さにも驚かされます。様々なカラーが用意されたレザー、72種類ものバリエーションがあるファブリックなど、選ぶ楽しみが味わえます。生活スタイルや部屋のインテリアに合わせた家具をオーダーすることができます。

冨士ファニチアの新ブランド「OCEANS」は、海をコンセプトとしたシリーズです。パーソナルリクライニングチェアは、海の生き物のフォルムを参考にデザインされました。冨士ファニチア独自の美しい曲線で表現された海をイメージさせるデザインが評価されています。機能面にもこだわりを持って開発されたシリーズですので、是非ショールームで使い心地を試してもらいたいと思います。

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